システム管理者のためのBookCafe

Vol.85 人は話し方が9割

概要

書籍のインク独特の香りを感じながら、出会ったことのない世界、新たな発見、体験してみませんか?

目次
内容紹介
Ryo’s Review

現在、新型コロナウイルスの影響で私たちの生活や仕事に変化が起こっています。今までは対面でのコミュニケーションが一般的でしたが、WEBを利用した打ち合わせ、セミナーの開催、懇親会等・・・一度も対面で顔を合わせることなく、ビジネスが進んでいく世界になりつつあります。そのなかで、私自身も画面越しの相手とどう快適なコミュニケーションを取っていくのか、自分の気持ちが伝わるのかということに悩んでおりました。そのようななか、タイトルから内容が推察しやすい本書を手にしました。

 

内容紹介

 

人は話し方が9割

永松 茂久(ながまつ・しげひさ)著
 
 

「もう会話で悩まない!疲れない!オロオロしない!」――もっと話し方がうまければ、人生うまくいくのに……。「話すこと」にまつわる悩みを挙げるとキリがありません。本書でお伝えするのは、コミュニケーションの基本である会話がうまくいくようになる、ちょっとした、でも多くの人が気づいていないエッセンス。過去に会話で失敗したトラウマもあっさり消え去ってしまうほど、人と話すことがラクになり、人間関係も、人生も、全部がよりよい方向に動き出します!

総合出版すばる舎 紹介文抜粋)

 

Ryo’s Review

あなたは「もっと話し方がうまければ人生うまくいくのに・・」と思ったことはありませんか?という文章から始まる本書は、人と人とがコミュニケーションを取るために必須である「会話」に焦点を当てて、日頃のちょっとしたコツを学ぶことができる内容となります。プレゼンテーションがうまくなる!人に興味を持ってもらえるような話し方になる!といったものではありません。

本書を読み進めていくと随所に出てくるのが、メンタルや相手の気持ちといったキーワードです。人は本来、①人は自分への関心が一番強い!②人は自分のことを分かってほしい生き物③人は自分のことを分かってくれる人に好意を持つ、ということが前提におかれており、その上で日常会話が簡単になるコツや人に嫌われない話し方などの工夫が記載されております。

数ある工夫やコツの中で私が一番気になったのは、話し方は「聞き方が9割」という文章であり、本来、人と話すときのポイントは「いかに話すか」ではなく、「いかに聞くか」というところを筆者がエピソードを交えながら紹介しているところです。話すことが苦手な方はついつい自分の考えが伝わっていないのではないかと不安に感じ、伝えるためにたくさん話そうと考えてしまうこともあるかと思いますが、一番大事なのは相手が何を考えて、どういったことに興味関心があるかを確認し、相手に自分自身を分かってくれる人だと思ってもらえれば会話は自然とうまくいくということです。

また、本書では話し方はもちろん、ちょっと気になる苦手な人との話し方や、部下の叱り方、「がんばれ」という言葉の使い方など、日常で私たちが悩んでいるようなことを解決してくれます。
本書はタイトルこそ話し方が協調されていますが、日常のほんのささいな悩みや、職場での人との接し方、プライベートでの自分の身の回りにいる方との関係など、それを少しでも良い方向に持っていきたいと考える方におすすめです。

今後、新型コロナウイルスの影響で人々の生活が変わると言われています。人間関係も今までのように気軽に会って、身ぶり手ぶりを交えながら会話し、共感してもらうということが難しい時代がすぐそこにあります。そのようななかで私たちは人とどのようにコミュニケーションを取っていくのか。今から考えていく必要があると思いますので、ぜひ、気軽に手に取ってみてはいかがでしょうか。

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筆者紹介

“システム管理者のためのBookCafe” レビュアーのご紹介
●システム管理者の会 推進メンバー
システム管理者の会の企画・運営をする推進メンバ―が、会員の皆様にお奨めする本をご紹介してまいります。

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