システム管理に携わる人たちが語る。様々な話題満載のコラムをお届けします。
「ドラッカーのマネジメント論は難しい」
そんなイメージから、内容に興味は持ちつつも今まで手に取っていなかったドラッカーのマネジメント論。それを打開するために、私は2つのアプローチを試みました。
①ドラッカーのマネジメント論をシンプルにまとめた入門編を読む
②初のオーディオブック※にチャレンジ
この本はドラッカーの77個の名言を一つ一つ丁寧に朗読してくれます。
オーディオブックは満員電車でも隣の人を気にせずゆっくり聴けるし、プロが丁寧に朗読してくれるので、すんなり耳に入ってきます。
難しそうな本に二の足を踏んでいるあなた。
ぜひ、入門編+オーディオブックをチャレンジしてみてください。
※オーディオブック:主に書籍を朗読したものを録音した音声コンテンツの総称
西村 克己 著
スキマ時間にドラッカーをマスターしよう!
本書では、ドラッカー思考のエッセンス77個を通して、「仕事で最高の成果を生み出す方法」を学ぶことができる。通勤時間や待ち時間など、「スキマ時間の1分間」を活用して、ドラッカーの唱える「一流の仕事力」をマスターできる。
(SBクリエイティブ株式会社 紹介文抜粋)
ドラッカーの語録を1分間にまとめ、紹介しているこの本は、まさしくドラッカーのマネジメント論を知るための入門編です。
この書では、ドラッカーの語録に対して、世界の経営者の名言を事例としてあげ、分かりやすく説明しています。
「会議は原則ではなく、例外にしなければならない」
石川島重工業(現IHI)創業者 土光敏夫氏の「会議の5原則」を例として上げ、大企業に多くある「無駄な会議」の不必要性を説く
企業では、報告だけの会議、長い時間を費やした上で結論の出ない会議など、無駄な会議は数多くあります。(私の会社でも・・・)「時間は有限」 著名人の言葉から改めて気づかされます。
「変化を脅威ではなく、機会としてとらえなければならない」
セコム創業者 飯田亮氏の「変化を恐れず、変化を求めることが役員に必要な資質だ」という言葉を例にあげ、変化に対応することの重要性を紹介
一代で会社を大きくしてきた名経営者は「変化すること」を重要と考え、変化をチャンスにしてきました。経営だけでなく、自らの仕事においても必要な考え方です。
「させてもらえない不満をいう代わりに、してよいことを次から次へと行う」
石油王といわれ、一代で財団を築いたジョン・ロックフェラーの名言を上げ、自らできることを考え、積極的に動くことの重要性を紹介
「ルールが厳しくて、何もさせてもらえない」というのは、「何もしようとしない」ことの言い訳。自分がしてよい・できることを積み上げていくのが成功につながる鍵だということを教えられます。
などなど、上記以外にも、マネジメントの名言が数多く紹介されています。
食わず嫌いはやめて、まずは入門編から初めてみませんか?
オーディオブックもおススメですよ!
“システム管理者のためのBookCafe” レビュアーのご紹介
●システム管理者の会 推進メンバー
システム管理者の会の企画・運営をする推進メンバ―が、会員の皆様にお奨めする本をご紹介してまいります。
この本を読んだことがある方、読まれた方のご感想もお待ちしております!(⇒ぜひ、コメント欄にコメントをお寄せください☆)
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