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システム管理者のためのBookCafe Vol51 イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」
2017年4月7日 9:00


「せっかく仕事をするのであれば、バリュー(=価値)がある仕事をしたい―――」
仕事をされる上で、そう思われる方は少なくないのではないでしょうか。かく言う私もその一人です。では、具体的にバリューがある仕事とは何か、と問われるとなかなか答えるのは難しいです。

・バリューがある仕事とは何か?
・バリューがある仕事を効率的に行う為には、何をどうすべきなのか??

今回は、このような悩みに対してアプローチを示している本をご紹介します。


内容紹介

イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ
知的生産の「シンプルな本質」

安宅 和人 著


仕事のデキる人の条件の一つとして”生産性が高い”というものがある。
他の人と同じ時間、または同じ情報のインプット量で、他の人の何倍もアウトプットできる人、そういう人はどの組織にも一人か二人は必ずいるものである。
彼らのように仕事をこなすにはどうすればいいのだろうか。
本書はそれを我々に教えてくれる。(中略)

今年こそはビジネスで飛躍を遂げたい、という人は多いはず。
ただガムシャラにがんばるのではなく、効率よく成長するための道しるべとして、本書はそんな人に大きな気付きを与えるだろう。

英治出版 紹介文抜粋)


Yuhei’s Review
題名の一部にもなっている、「イシュー」。あまり馴染みのない言葉ですが、本書においてイシューとは、2つ以上の集団の間で決着がついておらず、根本に関わる、はっきりとしていない問題のことを指します。物事や状況の核心となる論点、とも言えるでしょうか。

本書では、そのイシューの度合い(イシュー度)と「解の質」の2軸によって、仕事におけるバリューの有無を測ることができると定義しています。
つまり、イシュー度が高く(今の自分の状況で、その問題を解決する必要性が高い)、かつそのイシューに対する解の質が高い(問題に対して明確な回答が出せている)場合、「バリューがある仕事だ」と言えるのです。

では、バリューのある仕事をどのように実践すべきなのでしょうか?

仕事をしよう!と意気込むと、ともすると長い時間をかけて解の質を上げようとしがちです。しかし全ての仕事に対して一辺倒にそのような仕事の仕方をしていては、限られたインプット(時間や労力)に対して、大きなアウトプット(仕事の成果)を得ることは困難です。仕事の本質となるイシューを見極め、解決する意味や価値の高い問題に注力することで、少ないインプットで多くのアウトプットを得ることができるのだ、と著者は訴えています。

ではそのような生産性の高い仕事を行っていくには、どうすればいいのでしょうか?
そのプロセスの最初のステップが、「イシューからはじめよ」、となる訳です。本書では、序章で上記の定義を行った後、自分の仕事をイシュー度の高い内容のものに推移させ、イシューに立脚した問題解決ストーリーを組み立てるプロセスが紹介されていきます。

4月から新年度となり、昨年度の振り返りをされる方も多くいらっしゃると思います。「これから何か変えねば」とお考えであれば、今年度からの自分の仕事をバリューのあるものにしていけるよう、ぜひ本書をお手に取ってみてはいかがでしょうか。


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