システム管理者のためのBookCafe

Vol.96 多動力

概要

書籍のインク独特の香りを感じながら、出会ったことのない世界、新たな発見、体験してみませんか?

目次
内容紹介
Sho’s Review
SNSをやっているとちょくちょく目に留まる機会があるホリエモンさん、今までもテレビ等のメディアに出演しているところを見たことはありましたが、著書を読んだことがなかったなと、思い立ち、読むことにしました。

 

内容紹介

 

多動力

堀江貴文 著

 
堀江貴文のビジネス書の決定版! ! 一つのことをコツコツとやる時代は終わった。 これからは、全てのモノがインターネットに繋がり、全産業の〝タテの壁〟が溶ける。 このかつてない時代の必須スキルが、あらゆる業界の壁を軽やかに飛び越える「多動力」だ。 第1章 1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった 第2章 バカ真面目の洗脳を解け 第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ 第4章 「自分の時間」を取り戻そう 第5章 自分の分身に働かせる裏技 第6章 世界最速仕事術 第7章 最強メンタルの育て方 第8章 人生に目的なんていらない Iotという言葉を最近ニュースでもよく耳にすると思う。 これは、ありとあらゆる「モノ」が インターネットとつながっていくことを意味する。 すべての産業が「水平分業型モデル」となり、結果〝タテの壁〟が溶けていく。 この、かつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。 そして、「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる 「多動力」なのだ。 この『多動力』は渾身の力で書いた。 「多動力」を身につければ、仕事は楽しくなり、人生は充実すると確信しているからだ。 「はじめに」より

 

 

幻冬舎 紹介文抜粋)

 

 

Sho’s Review

まずは何だっていい、一つのことにサルのようにハマってみよう。

 

「多動力」を発揮するためには、一つのことにハマることが大事だと言っています。例えば、子供の頃なんかはゲームにハマったり、秘密基地を作るのにハマったりしませんでしたか?そうやって、一つのことにハマる力が、これからの時代には必要だと本書では語られています。
一度深くまでハマり、あっさりと次へ移る。これからの時代は、そうやって80点取れるものをいくつも持っている人が強いというのです。
ポイントは、80点を取れること。100点まで目指そうとすると、時間がかかってしまい効率が悪いですし、80点から100点にするのは難しいので飽きてしまう。
こうして80点のものをいつくも持っていると、散らばっていた点が思わぬところで結ばれるらしいです。確かにこれからの時代では、自分で仮説や考えを持ち、自発的に行動出来る人材が求められていると感じています。ただ、そういった挑戦には失敗もつきものです。本書はそこにも触れられています。

 

恥をかく勇気、失敗する勇気さえ持てば、どんどん免疫ができてリスクを取ることを恐れなくなる。この勇気を持つことが何よりも重要なのだ。

 

他人からどう思われるかを気にしていると、多動力を発揮することはできなくなってしまいます。こういった「感情」を取り払うことが、私はとても難しいと感じます。
いろんなことに挑戦をして、恥をかくことに慣れていく訓練が必要ですね。

 

堀江貴文さん著「多動力」を読んで、仕事にハマる感覚や80点を取れる何かをまずは一つ、持ちたいと感じました。また、何事も積極的に挑戦する気持ちを貰える本です。
最後に、本書の中で見つけた好きなフレーズをお届けします。「堀江貴文さんらしいな」と、私は感じました。
「多動力」は大量の仕事をこなすための、技術ではない。命が果てるまで、1秒残らず人生を楽しみきるための、生き方である。

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筆者紹介

“システム管理者のためのBookCafe” レビュアーのご紹介
●システム管理者の会 推進メンバー
システム管理者の会の企画・運営をする推進メンバ―が、会員の皆様にお奨めする本をご紹介してまいります。

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