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システム管理者のためのBookCafe Vol 99 2040年の未来の予測
2021年10月1日 12:00

 

「すべてを変えたのはスマートフォンの普及だ」
この本の【はじめに】の最初に記載されている言葉です。私が社会人になった2005年ごろ、東京の電車に乗ると、満員電車の中で小さく折り曲げた新聞を読んでいるサラリーマンが多くいました。しかし、2021年現在電車の中で新聞を読んでいる人はおらず、ほとんどの人がスマートフォンを見ています。
この劇的な変化は自分で気付いていましたが、この本のタイトルを見たとき、今後の20年においてどんな変化が起こるのか、とても興味が湧きました。
インターネット・スマートフォンの普及で、この20年も大きな変化が起きましたが、2040年までの20年は更に急激な変化が起こることは容易に想像できますが、具体的にどんなことが起こるのか。この本を読み是非、自分の仕事や生活を変える「備え」にしてほしいと思います。

 

内容紹介

 

2040年の未来の予測

成毛 眞 著
 

〇「今日」には、これから起こることの萌芽がある。

 

現在を見つめれば、未来の形をつかむことは誰にでもできる。

 

20年後、あなたは何歳だろうか?
ひとつ確実なことがある。それは、人間が必ず歳をとることだ。
iPhoneが発売されたのは、たった13年前だった。現在、スマートフォンがない世界なんて考えられない。そして、これまでの10年より、これからの10年の方が世界は大きく、早く変わるだろう。
テクノロジーだけでなく、ほかのことも、気づいたときには手遅れになっているのが人間の性である。地震や災害も、リスクをわかっていながらも被災するまで手を打つ人は少ないし、明らかに社会制度の破綻しつつある。人口は増えず、老人ばかりの国になるし、環境問題も悪くなる一方だ。

 

これまでと同じように暮らしていたら、今の年齢によっては取り返しのつかない可能性もある。
この本は、あらゆるデータから導き出されるありのままの未来を書いた。「今日」にはこれから起こることの萌芽がある。現在を見つめれば、未来の形をつかむことは誰にでもできる。
本書は、ただ知識を得るためだけの本ではない。読んだ後、俯瞰的に未来を考えられる力がきっとついているだろう。

 

日経BP社 紹介文抜粋)

 

 

DAI’s Review

この本のchapter#01のタイトルは「テクノロジーの進歩だけが未来を明るくする」です。私はこのタイトルを読んだとき、大げさに言えば地球は逆戻りをできないんだな、感じました。もちろん、二酸化炭素を排出しないための個人の努力、3R(リデュース、リユース、リサイクル)の活動など、世界的な人口増加や、逆に局地な人口減少など、地球全体で見ると様々な課題があります。
個人の「意識」を変えるべきことはたくさんありますが、その活動や努力を最終的に成果に結び付けるためにはテクノロジーの進歩が必ず必要なのだろうと感じました。

 

実際、内容についても、その地球規模の課題を解決するテクノロジーについて書かれています。また、それだけでなく、満たされた人類が更なる快適さや安心を求めてテクノロジーの進化を求めていることも分かります。

 

車の自動運転はその典型です。運転しなくても車に乗れば勝手に目的地まで連れて行ってくれる快適さと、人の乱暴な運転やミスから起きる死亡事故からも解放されます。また今後の主流になるであろうEV(電気自動車)は地球の課題も解決します。

 

この本では、一つ一つのテクノロジーが、この先の生活をどのように変えるか、という一問一答のように書かれています。
しかし「過去の生活に戻る」ことは現実的には不可能で、更なるテクノロジーの発展で、人が自ら作ってきた課題を解決していく必要がある、していかなければならないと痛感させられました。

 

この本を読んで感じたもう一つのことは、日本の将来に対する危機感です。先進国の中で、最初に人口減少と少子高齢化が始まります。また、かつての製造業の輝きがなくなり、IT技術でアメリカや中国に大きな後れを取っている状況です。それを解決するのも、またテクノロジーですが、それを日本主導で行っていくことができるのか。更なる不安を感じさせます。
更には世界的規模の地球温暖化と、地震大国である日本特有の天災に対する課題。それはテクノロジーだけで解決できるのかどうか。

 

この本書かれていることは、地球にとって日本にとって悲観的なことも多くあります。しかし、20年後を予測し、個人・企業・国家で課題に取り組んでいけば、未来に希望はあるとも書かれています。

 

私自身は世界規模での課題を解決するビジネスには関わってはいないものの、IT・テクノロジーに関わる仕事をしている人間として予測される未来を良いもの変える努力をしていかなければならないと感じさせられました。

 

これからの未来の中心となっていくミレニアル世代の人は必読です。
(私もぎりぎりのミレニアル世代・・・)

 

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