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システム管理者のためのBookCafe Vol 77 野村ノート
2019年10月30日 8:00

今回ご紹介させていただくのは、「野村ノート」です。野球界の名選手から名監督になった野村克也さん。どのスポーツ業界でも、なかなか名選手から名監督になる人は少ないと考えられておりますが、なぜ、野村さんは名監督になれたのか。

あまり本を読む機会がない私でもスポーツの話であればと思い、手に取りましたが、読んでみると野球の話というより、物事の考え方、チームのまとめ方、「勝負に勝つ」には何が必要かといった、すべての働く人に必要となる知識が凝縮されている本でした。皆さんもぜひ一読あれ。

内容紹介

Bookcafe

野村ノート

野村 克也(のむら・かつや) 著

ヤクルト、阪神、そして社会人野球のシダックスの監督として、選手の育成、チームの改革を果たしてきた野村監督。その指導力は誰もが認めるところですが、選手の指導にあたり、自ら記した『ノムラの考へ』を基にしているのは、球界では有名な話です。

本書はその『ノムラの考へ』をベースとして、具体的な試合や選手の例を挙げながら、配球術から采配、選手の育成法など、多岐にわたって解説、指導者のあり方を説いていきます。

ヤクルト・古田と巨人・阿部の違いとは? 清原の打撃に抱く疑問とは? 西武・松坂が打ち込まれる理由とは? 阪神・遠山が松井を抑えられた理由とは? ―野球ファンには野球の奥義が、サラリーマンには管理者として部下を指導する際の心得が学べる1冊です。

小学館 紹介文抜粋)

ryo’s Review

皆さんは日頃からメモを取る習慣はありますか。少し前に「メモの魔力」(著者:前田裕二)という本が出版され一躍ブームとなりました。現在は、テクノロジーの発展により、メモ帳やノートに書くという機会がわずかながら少なくなっているような感じがします。そんな「メモを取る」ということにフォーカスし、無名から一気にスターになった野球選手がいます。今回ご紹介する「野村ノート」の著者 野村克也さんです。野村さんはテスト生として南海ホークスに入団後、少しずつ成果を出し、3年目で一軍定着、その後は皆さんの知るように球界の頭脳として脚光を浴びました。また、現役引退後は監督となり、様々な球団でその才能を遺憾なく発揮されました。

さて、ここで質問です。

勝負に勝つためには何が必要だと思いますか。
屈強な体、馬のように速く走れる足、丸太のような腕・・・なかなかそういった才能にあふれた選手とは残念ながらめぐり合えません。ではどうすれば勝てるようになるのか・・・
そう!とにかく「分析」「物事の考え方の成長」「知識取得」「徹底的なルールの理解」!本書籍を一読いただくと、そのようなことを考えられるようになる一冊です。本書には、野球のことや選手の細かい特徴のことも細かく書かれていますが、分析とはどのような観点で実施をするのか、真にチームを強くするということ、メンバーを成長させることとは何か、ということが非常に分かりやすく示されています。

 野村さんは現役時代、キャッチャーでした。そのため、1球1球どのようなところに投げるのか、バッターはどのような特徴があるのかを事細かに分析していました。チームを成功に導くにはまずは現状の分析から・・・

 また、リーダー、指導者としての心構えやメンバー、選手に対しての接し方に関しても事細かに記載されています。野村さんが監督時代の選手への接し方を読むと、若手の選手へは長い目で見守り、その中でプロフェッショナルな考え方、成長に必要な要素、学ぶ姿勢を植え付け、自ら成長できる人間性を育てていることが分かります。この考え方はどこの世界にも通ずることだと思います。(サラリーマンの世界でも・・)
また、ベテランの選手にも自分自身の特徴や強みを再認識させ、必要であれば、新たな武器を習得してもらい、第一線で長期間活躍してもらうといったことを行ってきました。
一時、「野村再生工場」と言われていた背景にあるものを垣間見ることが出来ます。本書は野村さんの考え方、行動を知りながら、社会を生きる人に大切なこと、姿を教えてくれる書籍です。

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筆者紹介

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●システム管理者の会 推進メンバー
システム管理者の会の企画・運営をする推進メンバ―が、会員の皆様にお奨めする本をご紹介してまいります。

この本を読んだことがある方、読まれた方のご感想もお待ちしております!(⇒ぜひ、コメント欄にコメントをお寄せください☆)

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