システム管理者のためのBookCafe

Vol.81 Instagramでビジネスを変える最強の思考法

概要

書籍のインク独特の香りを感じながら、出会ったことのない世界、新たな発見、体験してみませんか？

目次
内容紹介
Shohei’s Review

今回のBookCafeでご紹介する本は現在、日本で4人に1人が利用していると言われる「Instagram」を題材に、どうビジネスに活用できるのかが書かれている本になります。

私自身も「Instagram」を利用していますが、最近よく「インスタビジネス」や「インスタ最強の集客ツール」などのワードを目にすることがあり、実際の仕組みや方法などを知りたくなり手に取った一冊です。
企業でマーケティングに携わっている方や、商品やサービスを多くの方に認知してもらいたいと考えている方はぜひ、手に取ってみてください。新しい考え方や手法に出会えると思います。

 

内容紹介

 

Instagramでビジネスを変える最強の思考法


坂本　翔 （さかもと・しょう） 著

 

「なぜ，Instagramでモノが売れるんですか？」
その答えが，ここにあります！

 

  • SNS担当者必読！　最新Instagramマーケティングのノウハウをこれ1冊に集約！
  • Instagram時代に即したビジネスの思考法・考え方へアップデートできる！
  • 集客の本質を理解することで，Instagramで人を集め，モノを売るための方法が見えてくる！
  • 有形商品を扱う業種だけじゃない！　無形商品を扱う業種のInstagram活用法とは？

こんな方におすすめ

  • Instagramをビジネスに活かしたいSNS，マーケティング担当者，個人事業主
  • Instagramを使った販促活動を始めたい人
  • Instagramを使った販促活動を行っているが効果が出ていない人
  • Instagramを使った販促活動が本当に効果があるのか疑問に感じている人

（技術評論社出版 紹介文抜粋）

 

Shohei’s Review

皆さん「Instagram」を利用されていますか?
現在、全世界では10億人以上の利用者がいると言われています。
日本では、2017年に「インスタ映え」が流行語大賞に選ばれるなど、急速に利用が広がっています。

また、冒頭でも記載しましたが、日本でも4人に1人が利用しています。
そのため、ビジネスへの活用を実践/模索している企業も増えているのではないでしょうか?

では、どのように「Instagram」を使ってビジネスシーンで活用されているのか、本書の内容を踏まえながら少しご紹介していきます。

まず、「Instagram」の特徴として一度の投稿で多くの情報を伝えられる点があります。
写真または動画+文字やハッシュタグという構成のため、他のSNSより発信できる情報量が多いです。
また、プロフィールページにて過去の情報を一覧で(3列で)表示できるため、自社のアカウントの世界観を一目で伝えることが可能です。

そして日本人の特徴として「ハッシュタグで検索する件数が世界平均の3倍以上」だそうです。
そのため、自社の商品やサービスを検索しそうなユーザに対して、ハッシュタグを付けて投稿することで情報を効率よく拡散することが可能です。

上記のような豊富な機能や特長を活かし「Instagram」で商品を売る/集客をするために、まずは消費者の行動を予測することが大切だと本書でうたっています。
その中で「DECAX(デキャックス)」という消費行動モデルを参考に、実際の投稿構成や運用方法などが書かれています。

「DECAX(デキャックス)」について少しご紹介すると、下記の流れで消費行動が行われるという考えです。

① Discover（発見）
② Engage（関係）
③ Check（確認）
④ Action（購買）
⑤ eXperience（体験と共有）

この5つのステップを見ただけで何となく消費者の行動がイメージできるかと思いますが、この流れに沿って投稿の戦略を考えていきます。
実際に本書では、各行動が分かりやすく説明されており、マーケティングの知識が無い私でも、すんなり頭に入ってきました。
実際に企業でマーケティングやSNS系を担当されている方は非常に参考になると思います。
また、SNSビジネスのスタートアップガイドとしては非常に優れている内容だと感じました。

実際に現在では多くの企業が「Instagram」を活用して販売促進につなげています。
私自身も「Instagram」の投稿や広告を機に商品を購入したことがあります。
とても身近になってきたSNSのビジネス活用ですが、今後もさらに普及が加速していくと思います。
「Instagram」以外にも今後は多くのサービスが出てくると思いますが、その流行にどれだけ早く乗り、ビジネスへの転換を図れるのかが、とても重要な気がしています。

新しいことに挑戦する入口として、ぜひ一度お読みになってみてはいかがでしょうか。

連載一覧

コメント

筆者紹介

“システム管理者のためのBookCafe” レビュアーのご紹介
●システム管理者の会 推進メンバー
システム管理者の会の企画・運営をする推進メンバ―が、会員の皆様にお奨めする本をご紹介してまいります。

この本を読んだことがある方、読まれた方のご感想もお待ちしております！（⇒ぜひ、コメント欄にコメントをお寄せください☆）

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