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Vol.147 ユーモアは最強の武器である

概要

書籍のインク独特の香りを感じながら、出会ったことのない世界、新たな発見、体験してみませんか?

目次
内容紹介
Seto’s Review

本書を選んだ理由は、個人的な話となりますが、今年初めてチームを任されることとなり、右も左も分からない状態でした。チームのパフォーマンスを最大化させるためにはどのようなリーダーであるべきか、模索をしていたところ、本書に出会いました

内容紹介

 
ユーモアは最強の武器である
ジェニファー・アーカー(Jennifer Aaker) スタンフォード大学ビジネススクール教授。行動心理学者。(著)
ナオミ・バグドナス(Naomi Bagdonas) スタンフォード大学ビジネススクール講師。エグゼクティブ・コーチ。(著)
 
『ユーモアは最強の武器である(原題: Humor, Seriously)』は、スタンフォード大学ビジネススクールで人気の「笑い」に関する講義をまとめた書籍。ユーモアを「才能」ではなく、創造性、信頼、心理的安全性を高める戦略的「スキル」として定義し、職場や交渉で効果を発揮する科学的根拠に基づくテクニックを解説しています。
東洋経済新報社 紹介ページ)

 

Seto’s Review

 今年、初めてリーダーという役割を担うことになりました。しかし、当初は右も左も分からない状況で、チームをどのようにまとめ、メンバーとどう向き合っていくべきか、具体的な手法を模索しておりました。そんな中で、ユーチューブでおすすめの本を探していたところ、メンタリストのDAIGOさんが『ユーモアは最強の武器である』という本の紹介をしており、非常に興味深いと思ったことがきっかけです。
 本書を読んで最も大きな気づきが得られたのは、ユーモアが単なる「おふざけ」ではなく、信頼を築き、チームのパフォーマンスを最大化するための「知的な戦略」であるという点です。スタンフォード大学の講義をベースにした本書は、ユーモアがリーダーシップや心理的安全性を高めることが論理的に記載されており、仕事において笑いがいかに重要な役割を果たすかを教えてくれました。
 特に、リーダーが完璧であろうとするよりも、自分の失敗や隙を少しだけユーモアを交えて開示する方が、結果としてチームの風通しを良くするという考え方は非常に新鮮でした。右も左も分からない今の自分にとって、無理にすべてを完璧にこなそうとするのではなく、ありのままの状況を笑いに変えて共有することが、メンバーとの距離を縮める近道なのだと理解できました。
 ユーモア・スタイルには人それぞれタイプがあることも学びましたが、大切なのは「ただ単純に面白おかしく振る舞うこと」ではなく、時と場合に応じた冗談を言う事で、チームの緊張が解け、活発な意見交換ができる環境が生まれるということを学びました。
 この本を通じて、私はリーダーとしての新しい武器を手に入れることができました。学んだテクニックを日々のコミュニケーションに少しずつ取り入れ、メンバーがのびのびと力を発揮できるチームを築いていきたいと考えています。

 とても良い本でしたので、ご興味のある方は是非読んでいただけますと幸いです。

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筆者紹介

“システム管理者のためのBookCafe” レビュアーのご紹介
●システム管理者の会 推進メンバー
システム管理者の会の企画・運営をする推進メンバ―が、会員の皆様にお奨めする本をご紹介してまいります。

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