Q.仮想コンテナについて

VMWareなどの仮想OSは、既にシステム管理の世界で標準的に使用されるようになっていますが、最近話題の仮想コンテナについてはいかがでしょうか？
GoogleやFacebookなどでは、仮想OSを使わず、すべてコンテナで運用されているとの情報もありますが、Dockerまたはそれ以外のツールで、仮想コンテナを実運用に載せている場面はあるのでしょうか。
検討してみたという情報でも結構です。

Web上の情報なのですでにご存知かもしれないのですが、
・東京工科大学の学内システム
・クックパッドの広告配信システム
・ビジネスSNSサービス「Wantedly」
などが実運用に乗っているようです。

ITPro：先進6事例に見るDockerの使い道
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/040200057/

クラウドウォッチ：東京工科大の学生が学内システムをDockerで開発
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/case/20150224_689058.html

ユニリタのBe.Cloud戌亥です。
今日は、初めて投稿します。
弊社のクラウドサービスでも、コンテナ技術を使って本番稼動を行っております。AWSのコンテナサービス（ECS）というものを使っていますが、中身はDockerそのものです。
弊社のサービスは現在、Closedベータで、あまりトランザクションも多くありませんが、VUPの素早さなどで既に効力を発揮しております。

当社のお客様におきましても、オンプレではありますが、Dockerを使って、本番のサービスを用意をしているところがございます。（同じような環境を複数用意する必要のあるシステムで利用しております）

米国のCIOへの調査でも、今一番導入をしたいテクノロジーベスト3にコンテナ技術が入っていると聞いておりますので、今後注目する技術者であることは間違いないと思います。

特に、VUPの頻度が多い、同じ様なインスタンスの環境を何台も用意をしなければならないなど、コンテナ技術の採用により効力を発揮するエリアでは、Dockerの採用が進んでいると推測しております。

もしも、さらに情報の交換が必要でしたら、戌亥（minoru_inui@unirita.co.jp）まで、直接ご連絡いただければと思います。