システム管理者の会
会員および賛同企業の皆さま
明けましておめでとうございます。
昨年は、システム管理者の会が主催する様々な活動への
ご参加ならびにご協力、誠にありがとうございました。
システム管理者の方々におかれましては、デジタル技術が急速に進展する中、事業継続のためのITインフラの整備、ハイブリッドワークへの対応、ビジネスへ貢献するためのDX推進、生成型AIに関する調査および統制等さまざまな課題に取り組まれ、日々大変ご苦労されていることと思います。
社会が求めるITサービスを支える皆さまへ、日頃の感謝をお伝えする機会づくりとして始めた『システム管理者感謝の日』の活動もお蔭をもちまして拡がりの輪が大きくなってきております。
昨年 第17回となるシステム管理者の会 感謝の日イベント「もう、システム管理者なしではビジネスできない~No Administrators, No Business.~」では、4年ぶりにリアル参加型とオンライン配信型のハイブリッド方式にてイベントを開催させていただきました。
人手活用やリスキリングといった「人的資本」に注目している企業が多く、システム管理者の方々にとっては、最先端技術にも触れていただくとともに、他社の取り組みをご覧いただき、共感を得て身近な事として感じていただけたのではないでしょうか。
当会にとっては、システム管理やサービスマネジメントといったアーキテクトの重要性と、そこに携わる人々が益々重要な役割を担っていくことを再認識したイベントとなりました。
『システム管理者感謝の日』に併せて行った表彰式「第6回システム管理者アワード」では、6社様のうち3社様にイベントにてご登壇いただき、感謝の気持ちを伝える活動をご紹介いただきました。
システム管理者に感謝を伝える活動をさまざまな“カタチ”で表現されている企業、褒める文化を醸造している企業等、さまざまな取り組みがございました。
参加された皆さまからは、登壇企業同士での交流や懇親会でイベント参加者との交流といった貴重な機会を持てたとのご感想をいただきました。
また、昨年は「IT女子座談会」といった新たなイベントをオンライン配信にて開催し、たくさんの皆さまにご視聴いただき、ご好評いただきました。今後もこのような小集団活動を通して、IT分野、およびシステム管理に携わる方々を盛り上げていくべく努めてまいります。
システム管理者 認定講座につきましては、全てのコースをオンライン化し、受講していただける方々が関東近郊中心から全国規模に広がりました。企業によっては、社員のスキルアップ向上の一環として取り入れ「団体申し込み」をしていただけることも増えてまいりました。現在、検討中ではございますが、久々に集合型での開催も視野に入れております。
コロナ禍も落ち着きを見せ、以前のような人々の交流が戻りつつあると同時に、空前絶後の「AI」ブームが巻き起こり、いろいろなシーンにさまざまな「AI」が実装され始めました。そのような中、2024年は「甲辰」と呼ばれる年にあたり、「成功という芽が成長していき、姿を整えていく」といった縁起の良い年になることを祈念いたします。
システム管理者の会は、これからもシステムを支えている方々、開発を牽引されている方々への感謝の気持ちを形にして伝えることにより、モチベーションの向上、ひいては社会のITサービスレベル全体の向上に寄与してまいりたいと考えています。
本年も、ITサービスに携わる皆さまのスキルアップや交流の場をご提供できるよう、努めてまいります。賛同企業の皆さま、また会員の皆さまに引き続きご協力ご支援を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
システム管理者の会
推進委員 代表
今里 亘
(NTTコムウェア株式会社)