エスアイエス・テクノサービス株式会社　様

―活動実施の背景を教えてください

近年、お客さまのご要望に寄り添い事業を展開していく中で、新たなお客さまよりお仕事をいただくことや、既存のお客さまより新しい業務を任せていただくことが増え、質・量ともに業容が拡大の傾向にあります。システム運用部門ではシステム管理やSOC業務、オペレーションなどの業務を24時間体制で提供しているサービスもありますが、お客様への更なる価値の提供やエンゲージメント確保の観点で工夫が必要との認識がありました。また各部門の成功事例を社内で共有することで、「気づき」となって更なる事業領域の拡大につながる可能性があると考えていました。なにより、経営として褒める文化を広げていきたいという思いがあり、Techno Award（テクノ・アワード）という社内表彰制度の運営を行ってきた経緯にあります。

―どのような活動ですか？

Techno Award（テクノ・アワード）は、期初に要件の異なるいくつかの表彰を掲示し、各部門よりエントリーされた事例の中から経営層による投票・選考を経て選定されます。選定結果は年度末に開催する全社員参加の活動表彰の場で発表され、その後各対象拠点にて社長より賞状、賞品の授与が行われます。2022年度はコロナ禍ということで活動表彰はリモートで実施しましたが、視聴している社員や上長が「静かに」ガッツポーズをするなどの光景が見られました。尚、賞状、賞品の授与は後日全て手渡しで行われました。
このほかにも、各部門内の独自の表彰についても実施を推奨しています。

システム運用部門は、受身型のビジネススタイルから提案型のビジネススタイルへの意識改革を目的に設定した「チャレンジ賞（新たな案件への取組、新たな技術へのチャレンジ）」や「KAIZEN賞（業務改善に取り組み、その改善効果により、作業負荷軽減や経費削減など業務効率化や収益貢献、当社プレゼンス向上につながった施策/案件）」を受賞することが多いようです。具体的には、自分たち自身のミス削減・効率化に取り組んでいたり、常駐しているお客さまのサービス品質向上に向けた改善・システムの効率化に向けた改善活動などを通じ、お客さまのビジネス拡大に大きく貢献している事例などで表彰されています。

―今後はどのような活動を計画されていますか？

Techno Awordは2023年度も継続して実施中です。こういった取り組みを通じ、社員とのエンゲージメント構築や褒める文化の醸成につながればと考えています。

―受賞者の声

―最後にメッセージをお願いします。

Techno Awardはチーム単位でのエントリーが可能のため、事例によってはビジネスパートナーさまと一体となってエントリーがあり、良い事例については区別なく受賞となります。システム運用のチームビルディングの観点からも有用と考えており、今後も他の企業さまと一緒にビジネスを創造し取り組んでまいります。