キャスレーコンサルティング株式会社様

キャスレーコンサルティング株式会社では、口に出しては言わない日々のちょっとしたありがとうを伝える「small thank you PROJECT」を実施しており、従業員同士が感謝の気持ちを伝えるカルチャーを育てています。
今回は活動を推進している 前田 大地 様(コーポレートセンター チームリーダー)に、活動への想いを語ってもらいました。

組織紹介

キャスレーコンサルティング株式会社は、社会課題をビジネスやサービスで解決するというビジョンをもったシステム開発会社です。保育園向け業務支援システム「Hoisys(ホイシス)」などの自社プロダクトの開発をはじめ、受託開発やSESなど幅広く社会に良い影響を与えるシステム開発を支えています。

 

 

 

 

 

日々の小さな感謝も、ちゃんと従業員たちに伝えたい

―活動実施の背景を教えてください
ちょっとした気配りが嬉しかったり、何気ない一言が妙に心に残ったりした、なんて経験はないですか?
でも、改めて面と向かって「あの時は嬉しかったです!ありがとう!」なんて言うのは恥ずかしい…
そういった小さな気配りや、それに対する感謝って、見えないだけで実は社内にたくさんあるんじゃないか?そう思ったのが、「small thank you PROJECT」を企画しようと思ったきっかけです。

小さな気配りが小さな感謝につながることで、「次は、もっとこうしてみようか?」という、さらなる気配りと感謝を生む。フィードバックが循環しはじめることで、従業員同士だけではなく、お客様やビジネスパートナー様にもインパクトが波及していくとも考えています。


―どのような活動ですか?

活動そのものは非常にシンプルで、小さな感謝を紙に書いて、社内にあるコルクボードに貼るだけです(笑)。

工夫した点は2つあります。
1つは、お客様先でエンジニアリングをしている従業員もいるので、Googleフォームを活用してオンラインで「small thank you」を送ることが可能です。入力されたデータは、自分が入力して印刷してコルクボードに貼っています。

もう1つは、確実に「small thank you」を届けるため、給与明細に毎月封入して本人に届けています。
毎月、自分が「どのくらいの善を積んだのか?」を確かめているような不思議な感覚です。
1カ月がんばって良かった!!!と思えるよう、励みになりますね。


―従業員以外にも「small thank you」が届くようなことはありますか?

はい、社外の方に向けられた「small thank you」も届けられる範囲で届けています。


社内の受託開発の支援を支援してくれている、ビジネスパートナーのエンジニアさんへ。

 

 

 

 

 

 


いつも懇意にしていただいているキリンビールの方へ。

 

 

 

 

 

 

 

―<感謝を伝えられた方 の気持ち>

「small thank you」は、2カ月に1枚くらいは給与明細に入っています。
やっぱり、人から感謝されるのは嬉しいですね。
誰が書いたか分からないものもあるので、「あの時は、こうしてくれてありがとう!」というメッセージから「あの人からかな~!?」って考えたりしています。
逆に心当たりがない場合もあったりして、自分の何気ない言葉や行動が人に喜んでもらえていたというのは新しい発見でした。

 

コメントいただいた キャスレーコンサルティング 社員の方

「small thank you」をもらうと、「small thank you」をあげたいという気持ちにもなります。
深夜リリースの時にサポートしてくれているインフラ担当者や同じプロジェクトのエンジニアには、直接ではない形で感謝を伝えたりしています。

 

 

 

―最後にメッセージをお願いします。

今は、メールやチャットなどコミュニケーションツールも進化していて、私たちの働き方をサポートしてくれていると思います。便利さを追求していくことは良いことですが、あえてちょっと不便だったり、アナログだったり、人間っぽさ・温かさなんかが伝わるコミュニケーションも良いんじゃないかと思います。IT企業だから、余計にそう感じるというのもあると思います。

相手のことを思い、かけた言葉や行動が「small thank you」となって返ってくるのも面白いですが、こちらが意図しない「small thank you」が返ってくることはイノベーションの源泉であり、今後テクノロジーを扱っていく我々のような企業で最も大切にすべき気付きかもしれません。



キャスレーコンサルティング 前田様、ありがとうございました。

システム管理者の会では、ITシステムを支える方々に感謝の気持ちを伝えたり、活躍を表彰して功労を明らかにしたりする活動を、引き続き募集しています。
皆さまの活動紹介を通じて、業界全体で活動が浸透することを目指しています。


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