進化する!最新データセンター特集

第1回 最先端技術と確かな運用ノウハウが融合!ワンランク上のソリューションを提供するデータセンター SCSK株式会社 様<http://www.scsk.jp/>

概要

東日本大震災以降、ビジネス継続を図るためのIT-BCPへの重要度が浮き彫りになり、外部の堅牢なデータセンターへのデータ保管や処理分散の需要が高まっています。最新のテクノロジーを駆使したデータセンター事情を特集します。 (こちらの掲載記事は、株式会社ビーエスピーが隔月で発行しているBSPマガジンに掲載されたものを転用しています。)

SCSK株式会社(本社:東京都江東区豊洲、以下、SCSK)は、2011年10月に住商情報システム株式会社と株式会社CSK がひとつになり、グローバル ITサービスカンパニーとして誕生しました。両社の長年の経験やノウハウ、そして豊富な実績をもとに、ITインフラからアプリケーション開発、さらにはBPOまでワンストップでお客様に最適なサービスを提供しています。

目次
ITマネジメント事業への取り組み
24時間365日の安定稼働を実現するデータセンターサービス『netXDC』
基幹系システムの安定稼働を実現するインフラクラウドサービス『USiZE(ユーサイズ)』

ITマネジメント事業への取り組み

同社はこれまでの豊富な運用ノウハウを活かし、Hearty(心のこもった、誠意ある)運用とITILのベストプラクティスを融合させた「HEARTIL(ハーティル)」を運用ポリシーとしています。「当社の I T マネジメント基盤の中核に『HEARTILマネジメントセンター』があります。

当社の運用ノウハウを体系化し、アウトソーシングサービスの提供における徹底した運用の” 見せる化 “を実現します。アウトソーシングニーズの高まりとともに、IT サービスのブラックボックス化が懸念されていますが、『見せるアウトソーシング』をモットーにその良さを実感していただくことができます。サービスレベル(運用 KPI)遵守状況、インシデントの対応状況やリソースの利用状況などをタイムリーにモニタリングすることで、アウトソーサーへの牽制機能を働かすことができます。さらに、サービスマネージャによる専任体制と、各種データセンターサービスや常駐運用サービスとの連係によるマネジメントスキームで継続的な品質維持・向上を実現しています」(大友氏)。

 

24時間365日の安定稼働を実現するデータセンターサービス『netXDC』

同社の「netXDC(ネットエックス データセンター)」は、グローバルに展開するビジネスを支えることを使命に進化、拡大しています。さまざまなニーズに応えるために、ファシリティやネットワークの提供にとどまらず、お客様のシステムライフサイクルを共有し、システムの企画・設計から構築・運用、その改善提案にいたるまで、一貫したサービスをワンストップで提供しています。

「現在、netXDC は全国 10 箇所のセンターで構成されています。特徴としては、関東圏と関西圏にそれぞれ、都市型センターと郊外型センター(netXDC 千葉センター、netXDC 三田センター)を構えています。都市型センターはいずれも交通利便性を重視しており、ビジネス上、頻繁にセンターへ通う必要性のあるお客様へご提案しています。また、運用フルアウトソーシングでお任せいただけるお客様や、BCP 対策の一貫として利用を希望されるお客様には、郊外型センターをご提案しています。

特に netXDC 三田センター(兵 庫県 三田市)は、ISO/IEC27001(ISMS)、ISO/IEC 20000(ITSMS)、情報システム安全対策適合証明(FISC(※1)、JQA)、情報システム安全対策適合証明 (JEITA、JQA)、プライバシーマークなどの公的認証を取得したセンターとして、東日本大震災以降、多くの関東のお客様にもご利用またはご検討頂いております」(渡邉氏)。

基幹系システムの安定稼働を実現するインフラクラウドサービス『USiZE(ユーサイズ)』

「USiZE は、製造業様の基幹系システムや金融機関様でのご利用など、ミッションクリティカル度が高いシステムの安定稼働にも十分に耐えうるインフラクラウドサービス(IaaS)です。SAP や Hyperion といった基幹系システムをご利用のお客様が、UNIX によるオンプレミス運用から Linux+USiZE へ切り替えてパフォーマンスの向上を図りながら大幅な運用コストの削減を実現した事例が複数あります。

SCSK では、SAP BASIS運用やHyperionのAMOサービス(※2)をセットで提供することでお客様の運用負荷の軽減ならびに障害時の対応迅速性の向上に貢献いたします。
また、中国データセンター(上海)でも USiZEの提供を行っており、海外でビジネス拡大を図る日本企業を支援する体制を順次構築しております」(大友氏) 

※1 The Center for Financial Industry Information Systems の略 

※2 Application Management Outsourcingサービスの略

◎掲載されている製品/サービス名称、社名、ロゴマークなどは該当する各社の商標または登録商標です。

右から、SCSK株式会社 ITマネジメン卜事業部門 ITマネジメン卜第二事業本部 第二営業部長 渡邉 剛立 氏、同本部 第二営業部 第一営業課長 大友 秀晃 氏、同事業部門 部門統括部 第三課 眞部 浩志郎 氏

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筆者紹介

株式会社ビーエスピー マーケティンググループ

東日本大震災以降、ビジネス継続を図るためのIT-BCPへの重要度が浮き彫りになり、外部の堅牢なデータセンターへのデータ保管や処理分散の需要が高まっています。最新のテクノロジーを駆使したデータセンター事情を特集します。 (こちらの掲載記事は、株式会社ビーエスピーが隔月で発行しているBSPマガジンに掲載されたものを転用しています。)

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