システム管理者のためのBookCafe

Vol.52 「めんどくさい」がなくなる本

概要

書籍のインク独特の香りを感じながら、出会ったことのない世界、新たな発見、体験してみませんか?

目次
内容紹介
Michiko’s Review
みなさんは、何か行動起こすのが面倒だと感じたことがありませんか?
私はあります。私は、家事が面倒です。特に掃除が・・・。
このめんどくさいという気持ちがなくなれば、どんなに気楽なことでしょう。
そんなときに店頭で見かけたのがこの本です。

 

本を読むのもめんどくさい、などと言わないでぜひページをめくってみてください。
簡潔にわかりやすく書かれているので、すぐに読めてしまいます。

 

内容紹介

「めんどくさい」がなくなる本
鶴田 豊和 著
 
本を読むのも「めんどくさい」あなたへ

 

「会社行くのが、めんどくさい」(会社員)
「今夜の献立を考えるのが、めんどくさい」(主婦)
「事業計画を立てるのが、めんどくさい」(経営者)
「同僚との人間関係が、めんどくさい」(OL)
「あの授業を受けるのが、めんどくさい」(学生)

などなど、それぞれの立場で、毎日感じているのが、「めんどくさい」という感情です。喜怒哀楽、妬みとともに、人間誰もが持ち合わせている第6の感情ともいえます。
私たちが行動できないのは、この「めんどくさい」という感情が大きく目の前に立ちはだかっているからです。もし「めんどくさい」という感情をなくすことができれば、ストレスのない、とても毎日が過ごせると思いませんか?

私たちの日常について回る「めんどくさい」という感情とどのように付き合い、どのようになくしていけばいいのか?

効果実証済みの【心理テクニック】を用いて、「めんどくさい」を解消する方法を徹底解説したのが、本書です。

行動心理コンサルタントとして、5000人以上の相談者の悩みを解決してきた著者が、
【行動するのが、めんどくさい】
【人間関係が、めんどくさい】
【何もかもが、めんどくさい】


という3つそれぞれの対処法をわかりやすく解説します。

フォレスト出版 紹介文抜粋)

 

Michiko’s Review

行動するのに、やる気やモチベーションは必要でしょうか?
本書では、やる気やモチベーション、アメとムチによる行動は、継続性がないとして、否定しています。それよりも、自然体で、好きなことをやっている状態であれば、めんどくさいと感じることはないでしょう。

 

この本では、めんどくさいという気持ちがなぜ起こるのかを解き明かし、めんどくさい気持ちを消すためのちょっとしたテクニックを紹介しています。テクニックといっても、何か特別なことをするわけではありません。 少し考え方を変えてみるだけのことです。

実際、私はこの本を読んで気持ちが軽くなりました。掃除をするという行為のハードルが低くなった感じがしたのです。

そして、やらなければいけないことがあるのについダラダラしてしまったという経験が誰でもあると思いますが、そういうときに自分を責めてしまうと、ストレスがたまり、よけいにダラダラしたくなるのだそうです。
ダラダラしたい(休息したい)ときは、じっくりダラダラし、疲れがとれれば、人間は自然と行動的になるのだそうです。

メリハリが大事とは、一般的にもよくいいますが、これからは、私もすすんでダラダラしようと思います(疲れたときは)。
本書は、日常の些細なことにめんどくさいと感じたり、新しく行動を起こしたいけど、なかなか最初の一歩が踏み出せない方にはオススメの一冊です。

システム管理者の皆さまも、ちょっとした発想の転換や気持ちのありようで、ものすごくめんどくさい作業が、ちょっとめんどくさい、くらいに軽減されるかもしれませんよ。

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筆者紹介

“システム管理者のためのBookCafe” レビュアーのご紹介
●システム管理者の会 推進メンバー
システム管理者の会の企画・運営をする推進メンバ―が、会員の皆様にお奨めする本をご紹介してまいります。

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