システム管理者のためのBookCafe

Vol.27 10年後の仕事のカタチ10のヒント

概要

書籍のインク独特の香りを感じながら、出会ったことのない世界、新たな発見、体験してみませんか?

目次
内容紹介
YASUKO’s Review
最近、出会う方から「これからは個の時代」「積極的に外に出ることで自分が磨かれる」といったことを伺う機会が多くなっています。
そんな中、ある方からこの本を紹介いただきました。
 
BookCafeコラムのVol.27でご紹介するのは、『10年後の仕事のカタチ 10のヒント ~シリコンバレーと、アジア新興国から考える、僕たちの仕事のゆくえ~』という本です。
この本は、現在米アップル社の開発本部でシリコンバレーに住む松井博さんと、アクセンチュアを経て現在はベトナムに住みながら作家活動と複数の事業を行われている大石哲之さん、というお2人の対談を通して、世界のグローバル化とフラット化の進む今とこれからの未来の行方を探っていく1冊です。

 

内容紹介

松井博/著
大石哲之/著
Amazon Kindle版
 
10年後に自分はまだ必要とされる人材であり続けられるだろうか? 
不安定の時代、誰もが抱く恐怖です。 
米国シリコンバレーの松井博と、ベトナムの大石哲之の二人が、恐ろしい話も、ワクワクするような話も、景気のいい話も、厳しい話も、ありのままにお話します。 

 

YASUKO’s Review

シリコンバレーとアジアで働く人たちの仕事の形を通して
私達の未来を考える

企業に就職できたら安泰という考えがまだ残る日本ですが、世界はどうやら変わってきているらしいです。

雇用=契約であり、あのアップルでさえも、就職する際「アップルはいつでも、理由の有る無しに関わらずあなたを解雇できます」書かれている同意書にサインしないといけないそうです。ただ反対に雇われる側も「自分がやりたいことでない場合は自由に辞められる」環境があり、お互いにフェアで風通しの良い関係が実在しています。

会社も望み、自分も望むポジションがあれば入る、なくなればクビになるもしくは辞める。とてもシンプルで健全な形のはずですが、これをよしとしなかったり不安を感じる私達がいます。日本でそれが今できるのは、リスクを負うだけの熱意と人脈、行動力があるひと握りの人たちになっていますが、今後、会社の意識や国の制度が変わっていくと、日本でもそういった働き方が普通になる日が近い将来来るかもしれません。

 

そういった時代の働き方とは

この本では、著者の考えやアドバイスが色々とちりばめられています。

その中でも印象的なひとつとして、「キャリアを積むには専門性を高める」とあります。

日本では、異業種への転職が多く、結果ジェネラリストが増える傾向にありますが、アメリカやアジアではほとんどの人が、ひとつのテクノロジーを極めその専門性の中でできることの仕事のレベルを上げていくと言います。「個の時代」がやってくる中で、自分の価値をどう高めていくか、ひとりひとりが考えながら日々働かないといけないということですね。

 

そのほかにもカフェワークの推奨や、通信技術とコミュニケーションツールの発達による中間管理職の不要論など、刺激と新しい発見が詰まった本です。

社会の変化によって、新たな働き方の可能性があるという事実を知り、悲観したり疑問視したりせずに、自分の将来を考えてみませんか?

連載一覧

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筆者紹介

“システム管理者のためのBookCafe” レビュアーのご紹介
●システム管理者の会 推進メンバー
システム管理者の会の企画・運営をする推進メンバ―が、会員の皆様にお奨めする本をご紹介してまいります。

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