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システム管理者のためのBookCafe vol18 今日の一冊:LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲
2013年09月13日 16:39

その「一歩」を踏み出せば、仕事と人生はこんなに楽しい

 LEAN IN

それは、女性に向けて「一歩踏み出そう」、というメッセージです。

しかしながら、本書は、女性のみに向けて書かれたものではなく、女性とそのパートナーや同僚、上司などの男性を含む社会のすべての人に向けて書かれたメッセージとなっています。

 

男女平等が叫ばれてだいぶ月日が経っていますが、未だに実現されていはいません。

あなたの職場の男女の比率はどうでしょう?経営層に女性はいますか?(もちろん女性の多い職場もあるでしょう)

 

女性が働きにくくなるような状況を"無意識に"作り出しているかもしれないということに、この本を読むと気づきます。

 

内容紹介

 

LEANIN.jpg


LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲』

シェリル・サンドバーグ/著 村井章子訳

日本経済新聞出版社

 

アマゾンで総合第1位。全米大ベストセラーの話題作!フォーチュン誌が選ぶ「世界で最も有力な女性50人」の一人、フェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグが、女性リーダーと男性リーダーへ贈る強いメッセージ。


新規大卒者の50%が女性となってから30年が経過したにもかかわらず、いまだにアメリカの政府や企業のリーダーの大多数は男性です。つまり、社会生活に大きな影響を与える決定において、女性の声が平等に反映されにくい状況が続いているのです。この問題は、日本ではより顕著です。なぜ女性リーダーが生まれにくいのでしょう? その原因はどこにあるのでしょう?

(日本経済新聞出版社より)

 

MICHIKO's Review

この本は、著者の経験と統計的なデータに基づき書き進められており、説得力があります。

女性の働き方に関するメッセージのみではなく、リーダーシップ論、コミュニケーション論として、多くの方にとって有益な内容となっています。


この本を読んで、特に印象に残った内容を記載しておきます。

 

企業の業績と株主利益を高めたければ、男性は最も有利な若い労働者(その多くは女性である)がキャリアアップをめざせるよう、積極的な役割を果たさなければならない。

女性が、その能力を最大限に発揮するためには、現状を変える必要がある。そのためには、もっと多くの女性が権力ある地位について、職場環境を整える必要がある。

 

そのために、女性は一歩踏み出さなければならない。

 

女性自身が気づいていない弱点

女性は、自分を過小評価する傾向がある。

多くの人々、とりわけ女性は、自分の業績を誉められると、詐欺行為を働いたような気分になるという。

たいした能力もないのに誉められてしまったと罪悪感を覚え、まるで誉められたことが何かのまちがいのように感じる。

「インポスター・シンドローム」とは、十分な実力がありながら理由もなく自信をもてずに悩む症状であり、女性のほうがなりやすいと言われている。

 

より平等な世界を真剣にめざすなら、女性が自分を主張できない傾向があることをまず認識しなければならない。そして、より多くの組織や個人がこうした傾向に気づき、女性を励まし、背中を押すとともに、女性自身も主張し続けることを学ぶ必要がある。

 

仕事と家庭の両立

赤ちゃんが生まれたときに、父親になった人には「おめでとう!」と言うだろう。

そして大多数の人が「おめでとう。で、仕事はどうするの?」と母親になった人に言うはずだ。

世間では、子育ては母親の仕事という認識がいまも一般的なのである。

 

女性が子育てのために仕事を辞めるか辞めないかは個人の選択ではあるが、実際には見かけほど自分で決めているのではないかもしれない。誰しも、社会の慣例、周囲からのプレッシャー、家族の期待といったものに左右されるからだ。

 

「完璧をめざすより、まず終わらせろ」とは、フェイスブックのモットーである。

仕事と家庭の両立を考えるとき、完璧をめざすのはやめ、持続可能で実現可能な目標を立てよう。

「すべてをこなせるだろうか」と悩むのはやめ、「自分と家族にとっていちばん大事なことをできるだろうか」と問うことだ。

 

そして、女性が職場でもっと力をもつ必要があるのと同じように、男性はもっと家庭で力を発揮しなければならない。

男にできることは女にもできる。女にできることは男にもできるとまだ理解されていない。

女性は職場でもっとリーダーシップをとれるし、男性は家庭でもっと力を発揮できると信じている。

 

 

本書はアメリカの社会の現状を踏まえて書かれたものなので、日本の状況とは異なるところもありますが、多くは共感しながら読める内容になっています。

そして、キャリアアップを望む女性に対して勇気と知恵を与えてくれる本です。

女性も男性も、ぜひ読んでほしい一冊です。

 

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