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システム管理者のためのBookCafe vol7 今日の一冊:ソーシャルメディアマーケティングでしっかり効果をあげる方法
2011年06月20日 09:58

ソーシャルメディアへの期待は高まる一方で、皆様の中にも「Facebookでお金をかけず、クチコミで商品の認知度を高めたい!」「Twitterをマーケティングに活用したい!」と思われている方はいらっしゃることと思います。とはいえ、実際に使ってみると効果が実感できず、放ったらかしになってしまっている人も多いのが実情です。そこで今回はソーシャルメディアの特性を今一度整理し、どう活用していけばいいのかを考えてみたいと思います。

内容紹介

 

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「ソーシャルメディアマーケター 美咲 新人担当者 美咲の仕事帳」

池田紀行()

ストーリーでわかるソーシャルメディアマーケティングの現場!
「駆け出しソーシャルメディアマーケター美咲、誕生!」までの悪戦苦闘の1年!

 



出版社:翔泳社 http://books.shoeisha.co.jp/book/b82268.html

 

TAKU'sReview


1.ソーシャルメディアの限界を知る

アメリカではFacebookの普及率が60%を突破しており、もはや社会のインフラとなっています。広告をうてばかなりのユーザーにリーチすることができます。

しかし日本では最大手のMixi、グリー、モバゲーもそれぞれ利用者が2千万人ほどです。Twitter1千万人を超えていますが、1ユーザーの平均フォロワー数は170人です。これではまだまだ社会のインフラとは言えませんし、クチコミを広げると言っても世の中の関心にまで発展させるのは難しいと言えます。

2.マスメディアの力も必要

上記のとおり、日本でのソーシャルメディアはリアルな人間関係や、共通の興味や関心でつながるパーソナルな領域を出ていません。これを世の中の関心にまで広げようと思ったならば、マスメディアの力を借りないといけないのが現実です。

とはいえそんな資金はない、という人は、プレスリリースをうってニュースで取り上げてもらうという方法があります。とはいえ、記者やディレクターの人たちは毎日膨大な数のプレスリリースに目を通すわけですから、取り上げてもらおうと思ったならばそれなりの仕掛けは必要ですね。

3.仕掛けと仕組みをつくる

いくらソーシャルメディアが話題性を持っているとはいえ、よく考えずに始めてしまうと、ちっとも盛り上がらずに終わってしまいます。これから始める人は、きちんと「仕掛け」と「仕組み」を用意しましょう。

「仕掛け」とは、いいかえればネタそのものです。何が面白いのか?何が興味深いのか?話題性や話したくなる要素は何か?具体的なバズコンテンツは何か?などなどの装置のことです。これがなければそもそも消費者は話題にしたいとは思わないでしょう。

一方、「仕組み」とはその仕掛けがクチコミで広がっていく構造を設計することです。せっかく話題にしたくなるようなネタがあっても、それが共有されやすい場所になければ、クチコミは広まりません。ソーシャルメディアにもきちんとした戦略が必要なのです。

4.目的を明確にする

ソーシャルメディアを効果的に活用するには、定期的に効果測定をしながら軌道修正していくことが欠かせません。しかし、多くの企業ではこの効果測定で失敗しています。その大きな原因の一つが、目的をあらかじめ明確にしていないことです。一体どんな課題を解決したいのかを十分検討せずに、見切り発車で始めてしまうと、投資対効果がわからなくなってしまいます。よくあるインシデント管理の失敗と似ていますね。

5.KPI(*1)だけでなく、KGI(*2)を測定する

効果測定というと、ブログのPV数や、Twitterのフォロワー数、RT数などを思い浮かべがちです。しかし、ソーシャルメディアを活用する本来の目的はこれらの数字を増やすことではないはずです。たとえば潜在顧客の育成だったり、継続購入意向の向上だったり、実現したい姿があるはずです。こういった本来の目的を忘れ、数字ばかりを追ってしまうと、ソーシャルメディアマーケティングは迷走を始めてしまいます。


*1KPI key performance indicator)ケイピーアイ / 重要業績評価指標

企業目標やビジネス戦略を実現するために設定した具体的な業務プロセスをモニタリングするために設定される指標(業績評価指標:performance indicators)のうち、特に重要なものを指す。

*2KGI key goal indicator)ケイジーアイ / 重要目標達成指標

企業目標やビジネス戦略を実現するために設定した具体的な業務プロセスをモニタリングする指標の1つで、業務プロセスにおける目標(ゴール)と、それが達成されたか否かを評価するための評価基準。

 


手軽に始められるソーシャルメディアですが、上記のとおりしっかり活用しようと思うとなかなか奥が深いことが分かります。これから始められる方は、是非本書を参考にしてみてくださいね。



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